足袋型ランニングシューズがY2K仕様で再始動!
1996年に"NIKE(ナイキ)"から誕生した"AIR RIFT(エア リフト)"は、90年代の実験精神を象徴する革新的なランニングシューズだった。ケニアの裸足の長距離ランナーたちが見せる自然な足運び、そして同国を縦断するグレート・リフト・バレーの地形から着想を得て、親指と人差し指を分けるスプリットトゥを採用。これは"NIKE"におけるナチュラルモーション系フットウェアの先駆けであり、足袋を思わせる独創的なルックスは、ランニングシューズ、サンダル、スリッポンの境界を曖昧にした。機能から生まれた異形のデザインは、のちに日本のストリートや女性のファッションシーンでも支持を集め、春夏の足元を象徴するカルトモデルとして定着していった。
その後継機として誕生したのが、2002年頃に登場した"AIR RIFT 2(エア リフト 2)"である。初代の特徴だった甲とヒールのストラップを取り払い、足入れのしやすいフルスリップオン構造へ変更。スプリットトゥと大きく開いた甲まわりは継承しながら、サイドにはヒールから前足部へ流れるようなパーフォレーションを配置し、通気性とテクニカルな表情を強調した。足元には初代よりもボリューム感のあるソールユニットを組み合わせ、裸足感覚をベースにしながらも、当時のY2Kランニングに通じる未来的なシルエットへとアップデートしている。
今回スタンバイしたのは、初代"AIR RIFT"のルーツを強く感じさせる"KENYA(ケニア)"カラー。ブラックのアッパーに、チームダークグリーンのメッシュトリムとミッドソールラインを重ね、前足部にはファイヤーレッドのスウッシュを小さく配置した。ブラック、レッド、グリーンの配色はケニア国旗を想起させ、モデル名の由来とダイレクトにつながる。アッパー側面の丸いパーフォレーション、甲のオープン構造、踵まわりのメッシュが軽快さを生み、アウトソールには左右で分割されたスプリットトゥの溝と大胆なトラクションパターンを採用。オリジナル"AIR RIFT"の精神を受け継ぎながら、より濃厚な2000年代アーカイブ感を楽しめる一足となっている。
海外では2026年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












