エンパワーメントの歴史を刻む、カレッジモデル!
1881年、アメリカ南部ジョージア州アトランタ。二人の白人女性宣教師によって、元奴隷のアフリカ系アメリカ人女性に教育の機会を提供するという、当時としては極めて先進的な目的を掲げた「アトランタ・バプティスト女子神学校」が設立された。後に石油王ロックフェラー家の名を冠し、"SPELMAN COLLEGE(スペルマン大学)"となるこの学校は、アメリカ社会の変革の歴史そのものを体現してきた。
公民権運動の時代には、その学生たちがデモや抗議活動に身を投じ、変革の重要な拠点となった。現在に至るまで、アフリカ系アメリカ人女性のエンパワーメントと教育機会の向上に尽力し、国際的に知られるリーダー的存在として、その名を轟かせている。
2023年の"TERMINATOR(ターミネーター)"に続き、その輝かしい歴史を讃える特別な一足が"NIKE(ナイキ)"から登場。ベースには、ハイテクスニーカーブームの象徴、"AIR MAX 95(エアマックス95)"が採用された。
アッパーは、スペルマン大学のマスコットである"ジャガー"からインスピレーションを得て、ブルーを基調としたジャガープリントで装飾。サイドには、大学の校歌の一節である「Thy Name We Praise(汝の名を我らは讃える)」の文字が誇らしげに刻まれる。シュータンには、創立年である「1881」と、大学を象徴する「S」のロゴを配置。インソールには"SPELMAN"のロゴが輝くなど、細部に至るまで、140年以上にわたる同大学の誇り高い歴史とメッセージが込められている。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$200。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。