オリジナルカラーが5年ぶりに復刻!
1995-96年シーズン、マイケル・ジョーダンは引退から復帰後に最初の優勝を果たした。その際に着用していた"AIR JORDAN 11(エアジョーダン11)"は、ナイロンとパテントでまとめた斬新なシルエットは、本国アメリカはもちろん日本でもスニーカーブームの頂点となった。
その続編となる1996年にリリースされた"AIR JORDAN 12(エアジョーダン12)"は前作から一転、シンプルな2色のカラーブロッキング印象的なモデルへ刷新された。従来のエアより薄型になった"ZOOM AIR"をシリーズ作として初搭載し、コート直接足で掴むようなロープロファイル仕様で抜群の接地感を誇った。リザードスキンを用いたマッドガードと旭日旗をイメージした放射状のステッチでサポート性を強化。無駄な装飾を取り払うことでオンコートでの性能を極限まで追求した。当時はプレーヤーサイドからの評価が高かったが2013年に復刻された際には程よいボリューム感と高級感あるデザイン性でストリートで支持を得た。
本作は白と黒のコントラストが美しいオリジナルカラー。ソールにはカーボンシャンクプレートが覗き、黄と黒のデジタルパターンはニューヨークの街を走る"TAXI(タクシー)"を思わせる。シューレースの上部2つはフックが使われメタリックゴールドが輝きを放き、ドレスブーツからインスパイアされたデザインの面影を残す。マッドガードにはオリジナル同様に光沢のあるリザードスキンを用いてドレスアップを図っている。シンプルでパフォーマンス色が強かったデザインが発売から20年以上を経て、PSNYとコラボレーションモデルの登場などで再評価された"AIR JORDAN 12"。オリジナルカラーの復刻は世代を超えた多くのスニーカーヘッズから熱い視線を集めそうだ。
海外では2018年3月18日※発売日延期にジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は$190。まだ日本国内でのリリース情報は掴めていない。