ACGの原点を伝える名作を、深みのあるブルーグレーで刷新!
"NIKE(ナイキ)"のアウトドアカテゴリー、"ACG(ALL CONDITIONS GEAR)"の誕生を語るうえで欠かせない"LDV"。"LONG DISTANCE VECTOR(ロング ディスタンス ベクター)"を意味するそのモデルは、1970年代後半に長距離用ランニングシューズとして登場した。"LD-1000"から発展した直線的なラストを備え、軽さと安定性を追求。その可能性を別の場所で示したのが、1978年のK2遠征だった。登山家のリック・リッジウェイとジョン・ロスケリーらは、ベースキャンプへの行程で黄色の"LDV"を着用。重いレザーブーツとは異なる柔軟性や通気性を評価する一方、過酷な道のりで傷んだ靴をテープや接着剤で補修した。帰国後に届けられたアッパーやソールの強化案は、ナイキのアウトドアシューズ開発を後押しし、1989年に始動する"ACG"へとつながっていく。
その背景を受け継ぎ、現代仕様へと刷新されたのが"ACG LDV"。細身のトゥや大きなスウッシュには当時の面影を残しつつ、耐久性と通気性を備えたメッシュを採用。厚みを増したミッドソールには"REACTX(リアクトX)"フォームを組み込み、クッション性を高めた。足裏には凹凸をしっかりと設けたラバーワッフルアウトソールを配置し、クラシックな外観にグリップ力を組み合わせている。先に登場した"ブラック/ホワイト"に続き、今回は抑えた色調の新色がラインナップする。
ベースとなるブルーグラファイトは、灰色を含んだ落ち着きのある色合い。細いラインが走るメッシュに、チャコールのトゥキャップやアイステイ、ヒールの補強パーツを重ね、素材の表情と濃淡を際立たせた。スウッシュとミッドソールには温かみのあるカレッジグレーを合わせ、暗くなりすぎないバランスに。シュータンのオレンジのスウッシュ、ヒール側面の三角形のACGロゴ、インソールのイラストも細部を彩る。さらにブラックのアウトソールには、ライトレモンツイストを点状に配置。上品なブルーグレーのアッパーに対し、底面へ鮮やかな色を忍ばせた仕上がりとなっている。
米国では2027年1月2日(日本時間)に発売予定。価格は130ドル。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












