グレーの濃淡と起毛素材で魅せる、自由な発想の"BADBO 1.0"!
レゲトンやラテン・トラップを軸に、歌とラップを自在に行き来するプエルトリコ出身の"BAD BUNNY(バッド・バニー)"。故郷のサルサや伝統音楽も取り入れながら、スペイン語による表現を世界へ届けてきた。その個性は装いにも表れ、ストリートウェアにネイルやスカートを組み合わせるなど、性別による固定観念にとらわれないスタイルを実践。自らのルーツを大切にしながら、周囲の期待に合わせず表現を貫く姿勢が、音楽とファッションの両方で支持を集めるカリスマ性につながっている。
"ADIDAS ORIGINALS(アディダス オリジナルス)"との長期パートナーシップは2021年に始動。最初の"FORUM BUCKLE LOW THE FIRST CAFÉ(フォーラム バックル ロー ザ ファースト カフェ)"では、日々のコーヒーから着想した色使いにバックル付きストラップを組み合わせた。続く"RESPONSE CL(レスポンス CL)"は、パーツが溶け出すような波打つカッティングが印象的。"CAMPUS(キャンパス)"では、シュータンやヒールを厚みのある二重仕立てに変え、見慣れた名作を大胆なシルエットへと作り替えた。定番の形に遊び心のある違和感を加えるアプローチは、彼ならではのセンスを伝えてきた。
その歩みを経て、2026年に初のシグネチャーモデル"BADBO 1.0(バッドボ 1.0)"が誕生。自分を一つの定義に閉じ込めず、自由に表現することを掲げる"I'M EVERYTHING"の考え方を背景に、既存の一足のアレンジから独自のデザインへと進んだ。アディダスのエアロビクス、スケート、バスケットボールのアーカイブを着想源とし、肉厚なシュータンと履き口、曲線を描くオーバーレイ、厚みのあるソールを組み合わせている。ヒールの星を使ったシンボルはプエルトリコ国旗に着想を得たもの。スリーストライプスを大きく打ち出す代わりに、パネルの重なりや新しいロゴで個性を表す構成となっている。
これまでのカラーには、明るいホワイト系の"RESILIENCE(レジリエンス)"、オフホワイトにブラックとガムソールを合わせた"RISE(ライズ)"、深いブルーを重ねた"ナイトネイビー"などがラインナップ。色のコントラストや素材の組み合わせによって、ボリュームのあるフォルムに異なる表情を与えてきた。
今回登場するのは、グレースリーとオービットグレーにクラウドホワイトを合わせた一足。レザーとテキスタイルで構成するアッパーは、つま先を短い毛足のマットなグレーで覆い、側面にはより起毛感の強いパネルを重ねた。同じグレー系でも、滑らかな面と毛羽立つ面で光の受け方が変わり、淡い色調の中に奥行きが生まれている。サイドに並ぶ白い三角形のパネルには小さな通気孔を配置。その間を斜めに走るグレーのラインが、立体的な切り替えを際立たせる。
太めのシューレースから甲を囲むパーツ、履き口までホワイトで繋ぎ、重厚なアッパーに明るさをプラス。内側はテキスタイルのライニングとインソールを備え、レギュラーフィットに仕上げた。足元にはクリームを帯びた白いソールを組み合わせ、前足部の段差や波打つラインを穏やかに見せている。強い差し色を使わず、グレーの質感とホワイトの抜けで、複雑なパネル構成を楽しめる仕上がりとなっている。
日本国内では2026年11月12日よりアディダス取扱店にて発売予定。価格は26,400円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












