伝統のエレファント柄と進化したクッションを備える一足!
1988年に登場した"AIR JORDAN 3(エアジョーダン3)"は、ジャンプマンとともに、ジョーダンブランドを象徴するエレファント柄を生み出した。きっかけは、"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"が求めた、箱から出してすぐに足に馴染む柔らかさと高級感。デザインを担当した"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"は、2度目の打ち合わせに探し集めた革のサンプルを持ち込み、ジョーダンとともにタンブルレザーやエレファント調の質感を選んでいった。象の皮膚を思わせる不規則な模様をつま先とかかとへ配したAJ3は、スポーツシューズに独特の存在感を与えた。"BLACK CEMENT(ブラック セメント)"をはじめとする名作で親しまれ、現在ではモデルの枠を超えて受け継がれるシンボルとなっている。
その柄を現代のコートシューズに取り入れたのが、"NIKE(ナイキ)"の"JORDAN HEIR SERIES 2(ジョーダン エアー シリーズ 2)"。2024年に始まった"HEIR"は、女子バスケットボール選手の意見を開発に反映し、走る、切り返すといった動きを重視したシリーズ。初代は足を包むケージと、足裏に近い位置に収めたドロップイン式の"CUSHLON 3.0(クシュロン 3.0)"を組み合わせ、コートの感覚を捉えやすい設計を追求していた。
2代目では前足部に"AIR ZOOM(エア ズーム)"を新たに搭載し、踏み込んだ際の反発性を強化。クシュロン 3.0の厚みを増すとともに、アウトソールの上にもフォーム層を追加し、クッション性を高めた。足を支えるTPUケージと、切り返しのグリップを担うヘリンボーンパターンのアウトソールも備える。初代の動きやすさを重視した方向性を引き継ぎながら、足裏の構成を進化させている。かかとには取り外して使えるヘアバンドを備え、プレー中に髪をまとめるための工夫も盛り込んだ。
今作はグレーの濃淡をベースに、シュータンのエレファント柄を主役に据えたカラーリング。大きな編み目のメッシュに乳白色の半透明ケージを重ね、同系色の中でも素材の見え方に変化をつけている。シュータンは赤く縁取り、左右でジャンプマンとHEIRのロゴを使い分けた。つま先の小さなジャンプマンや履き口の内側にもレッドを差し込み、ブラックのシューレースが全体を引き締める。AJ3ではつま先とかかとを飾った柄をシュータンへ移すことで、ジョーダンらしい個性を正面から楽しめる仕上がりとなっている。
海外では2026年に発売予定。米国価格は115ドル。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。















