定番のチェッカーボードをビブラムソールでアップデート!
白と黒の格子柄だけで、そのブランドが伝わる。"VANS(ヴァンズ)"を象徴するチェッカーボードの"SLIP-ON(スリッポン)"は、スケートシーンを越えて親しまれてきた一足だ。1977年に"STYLE 98(スタイル 98)"として登場し、南カリフォルニアのスケーターやBMXライダーへ浸透。シューレースを持たない気軽な履き心地と、装飾を抑えたシルエットが支持された。チェッカーボード柄を広く印象づけたのは、1982年公開の映画『初体験/リッジモント・ハイ』。ショーン・ペン演じるジェフ・スピコーリが着用し、ポスターにも登場したことで、サブカルチャーと結びついたスタイルが世界へと広がっていった。
その定番を新たな視点で作り直すのが、2024年に始動した最上位ライン"OTW BY VANS(OTW バイ ヴァンズ)"。スケートボードを原点に、アートや音楽、デザインの領域を横断するものづくりを展開している。立ち上げ時には、イタリアのソールメーカー"VIBRAM(ビブラム)"を採用した"HALF CAB REISSUE 33(ハーフ キャブ リイシュー 33)"も登場。見慣れたアーカイブの表情を残しながら、足元の構造に手を加えるアプローチを示してきた。
今回ラインナップする"SLIP-ON SHADOW VIBRAM(スリッポン シャドウ ビブラム)"も、その延長線上にあるモデル。織り目の見えるキャンバスにブラックと生成りのチェッカーボードを敷き詰め、ヴァンプから履き口へ続く縁を淡いクリーム色で囲んだ。柄の切り替えに沿うステッチや、輪郭をなぞるパイピングが、シンプルなスリッポンに立体感を与えている。サイドには小さなブラックのタグ、ヒールにはレッドの"OTW"ラベルを配置。懐かしさを感じさせる配色の中で、細部の仕立てが際立つ構成だ。
足裏には、通常のワッフルソールとは異なるビブラム製アウトソールを搭載。ガムカラーの底面には角張った凹凸が連なり、中央にイエローのロゴが入る。横から見ればクリーム色のソールを細いブラックのラインが引き締め、クラシックな印象を保っている。大胆に色を足すのではなく、縁取りや底面のパターンを変えることで定番を更新。チェッカーボードの気取らない魅力と、OTWらしい作り込みを両立させた一足となっている。
海外では2026年10月26日にVANS取扱店にて発売予定。価格は800デンマーククローネ。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。









