ローカットとブーツの表情を楽しめる、着脱式ゲイターを備えた新作!
ブルガリア出身のデザイナー、"KIKO KOSTADINOV(キコ・コスタディノフ)"と、ロサンゼルスのアートギャラリー、"MORÁN MORÁN(モラン・モラン)"が手掛ける"OTTO 958(オット 958)"。その出発点は、2019年11月に開催されたキコ初のギャラリー展"OTTO 95.8"にある。ユニフォームやワークウェアから発想を広げ、独自のパターンや服の構造を追求してきたキコ。この展覧会でも、トレーニング器具や日用品を組み合わせ、見慣れた道具を意外な姿へと変えてみせた。ファッションだけに活動を限定せず、アートやプロダクトへと実験を広げる姿勢が、"OTTO 958"のものづくりにもつながっている。
"ASICS(アシックス)"とのコラボレーションでも、既存モデルの色を変えるだけではないアレンジを展開。2023年の"GEL-FLEXKEE PRO(ゲルフレッキー プロ)"は、スケートシューズにフットボールを思わせるステッチと大きなフラップを組み合わせた。その後の"GEL-SD ARZACHOTTO(ゲル SD アルザコット)"では、サッカーシューズ風のアッパーをスリッポンに仕立て、スポーツの異なる要素を日常のスタイルへと取り込んできた。
今回登場する"GEL-BELARRAOTTO(ゲルベララオット)"は、その発想を着脱式のゲイターで発展させた一足。軽量なリップストップメッシュのアッパーに、同素材の足首を覆うカバーを組み合わせている。装着時は生地がゆったりとたわみ、柔らかなブーツのような姿に。取り外すと履き口が現れ、低く構えたつま先と薄型のソールが引き立つローカットに変わる。パンツの裾とのバランスまで変えられる、着こなしの幅を持たせた設計となっている。
アッパーのラインは、アシックスのアーカイブにある"STORMRACER Junior(ストームレーサー ジュニア)"を参考にしたもの。つま先からサイドへと流れる補強パーツが、細身のシルエットに動きを加える。一方、ソールのデザインにはフットボールシューズの"DESTAQUE K FF TF(デスタッキ K FF TF)"を採用。細かな凹凸を備えたアウトソールと、足首まわりにボリュームを持たせたゲイターの対比が、一般的なランニングシューズとは違う印象を生み出している。
カラーは深みのあるグレーをベースに、オリーブがかったケルプカラーの合成皮革を重ねた落ち着いた配色。ライニングやシューレースまわりの縁取り、ソールには黄緑系の色を差し込み、暗いトーンの中に明るさを加えた。サイドの"OTTO958"の文字と、ゲイターに配した"O"ロゴもアクセント。素材の細かな格子柄や重なりが際立ち、ゲイターを外した状態でもコラボレーションならではの個性を楽しめる。
海外では2026年10月17日にOTTO 958およびDOVER STREET MARKET PARISで先行発売。価格は$190。
UPDATE
日本国内では2026年10月21日にアシックス取扱店にて発売開始。価格は28,600円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。











