深いネイビーに白い逆スウッシュが映える未発売サンプル!
既存の名作に独自のアレンジを加えるだけでなく、自分の名を冠した一足を生み出す。"TRAVIS SCOTT(トラヴィス・スコット)"と"JORDAN BRAND(ジョーダン ブランド)"の関係を、新たな段階へと進めたのが"JUMPMAN JACK(ジャンプマン ジャック)"だった。音楽活動と並行し、自身のレーベル"CACTUS JACK(カクタス・ジャック)"を通じてファッションにも影響を与えてきたトラヴィス。歴代のエアジョーダンを用いたコラボレーションでは、向きを反転させたスウッシュが代名詞となった。その意匠を引き継ぎながら、2024年には初のオリジナルシグネチャーモデルとして"JUMPMAN JACK SAIL(ジャンプマン ジャック セイル)"が登場。カラーや素材の変更にとどまらず、シルエットそのものに彼の好みを落とし込んだ。
デザインは、クラシックなトレーニングシューズを思わせる太いストラップと、足の側面へ巻き上がるソール。シューレースにストラップを組み合わせた構造が足の甲を押さえ、ボリュームのある履き口と重なる補強パーツが、タフな佇まいを生んでいる。そこに大きな逆スウッシュを配置し、ひと目でトラヴィスの一足とわかる個性を加えた。セイルを中心とした落ち着いた配色に加え、後には蛍光色を効かせた"BRIGHT CACTUS(ブライト カクタス)"も登場。同じフォルムでも色の置き方によって表情が変わるモデルだ。
今回浮上したのは、ハリウッドで開催されたジョーダンブランドの"SPACE JAM(スペース ジャム)"関連イベントで、トラヴィス本人が着用したネイビーのサンプル。ただし、このモデルでネイビーが披露されるのは初めてではない。2024年2月には、実業家の"MICHAEL RUBIN(マイケル・ルービン)"がNBAオールスターの会場で履いていた"JUMPMAN JACK NAVY(ジャンプマン ジャック ネイビー)"を紹介している。当時の一足はキャンバスとダークネイビーのレザーを組み合わせ、ストラップにはスカイブルーのロゴ、ミッドソールにはホワイトを配置。今回のサンプルは、同じネイビーを主役にしながらも、素材の見え方と差し色の使い方が異なっている。
アッパーは、網目のはっきりしたメッシュに滑らかなレザーの補強パーツを重ねた構成。つま先、サイド、履き口にのぞくメッシュの凹凸が、同系色でまとめた中にも奥行きを与えている。シューレースやストラップまでネイビーで揃え、ストラップのロゴも同色で控えめに表現。その分、外側を大きく横切るホワイトの逆スウッシュが鮮明に浮かび上がる。シュータンの白いジャンプマンも呼応し、濃紺のボディに小さな抜けをつくった。
ソールまでネイビーで統一した点も、2024年のサンプルとの大きな違い。サイドへせり上がるラバーや側面の縦溝が、色を増やすことなく立体感を際立たせている。ブラウンやタンを用いたトラヴィスらしいアースカラーとは趣を変え、深いブルーと白のコントラストで見せる仕上がり。無骨なフォルムを保ちつつ、デニムやダークトーンの装いにも馴染みそうな、すっきりとした配色が魅力となっている。
現段階では未発売サンプルとして紹介されており、一般販売の有無、発売日、価格は明らかになっていない。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。





