彫刻的な造形で"AIR RIFT"をロッカーシルエットへ再構築!
ドイツ出身のデザイナー、"MELITTA BAUMEISTER(メリッタ・バウマイスター)"。パーソンズ大学院でファッションを学び、ビジュアルアーティストの"PAUL JUNG(ポール・ユング)"とともに2013年にニューヨークで自身のブランドを設立した。新たな素材性とフォルムを創作の中心に据え、身体の周囲へ大きく張り出す立体的なシルエットや、見慣れた衣服の輪郭を変える大胆なプロポーションを追求。2023年には"CFDA/VOGUE FASHION FUND"、2025年には"COOPER HEWITT NATIONAL DESIGN AWARD"のファッションデザイン部門に選ばれ、米国のファッション界で評価を確かなものにした。
"NIKE(ナイキ)"とのコラボレーションでは、2026年春に"VOMERO PREMIUM(ボメロ プレミアム)"と"PEGASUS PREMIUM(ペガサス プレミアム)"を発表。ハンドペイントによる揺らぎや目と手のグラフィックを用い、ハイファッションとランニングの機能美を結び付けた。続く"RIFT ROCKER(リフト ロッカー)"では表面のアレンジからさらに踏み込み、シューズの土台となるシルエットそのものを作り替えている。
原型となった"AIR RIFT(エア リフト)"は、裸足で走るケニアの長距離ランナーから着想を得て1996年に誕生。モデル名はケニアを縦断する"GREAT RIFT VALLEY(グレート・リフト・バレー)"に由来。親指と人差し指の動きを分けるスプリットトゥ、甲と踵を固定するストラップ、"NIKE AIR(ナイキ エア)"と独自のトラクションを組み合わせ、自然な足運びを追求した。その機能から生まれたシルエットは、やがてスニーカーとサンダルの境界を越えるファッションアイコンとしても支持を広げていった。
今作は象徴的なスプリットトゥと甲のワイドストラップを残しながら、パッドを効かせたシュータンとシューレースを追加。最大の見どころは、前後へ大きくせり出し、丸みのある起伏を連ねた極厚のロッカーソールだ。軽快で薄底だったオリジナルの重心を反転させるような造形に、ナイキのランニング史を示すワッフルトラクションを刻んだ。ストラップの下とインソールにはドットで構成したオプティカルグラフィック、ヒールには目を思わせる立体パーツを配置。ブラックとユコンブラウンの抑えた色調が、バウマイスターらしいボリュームと曲線を際立たせている。
海外では2026年ホリデーシーズンにナイキ取扱店にて発売予定。価格は$220。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■BLACK/BLACK/WHITE(IQ8101-001)
■YUKON BROWN/LIGHT IRON ORE(IQ8101-200)









