"ADIDAS(アディダス)"の膨大なアーカイブを愛情と敬意を持って現代的に再解釈するプレミアムライン、"SPZL(スペツィアル)"。ブランドコンサルタントである"GARY ASPDEN(ゲイリー・アスプデン)"氏をキュレーターに据え2014年に始動して以来、主に70〜80年代のヴィンテージデザインをモダンな要素を加えて蘇らせてきた。
新作"MENDOCINO SPZL(メンドシーノ スペツィアル)"は、SPZL初期を象徴する"TOPANGA SPZL(トパンガ スペツィアル)"や"ARDWICK SPZL(アードウィック スペツィアル)"といった、ヴィンテージモデル"CALIFORNIA(カリフォルニア)"を起源に連なるモデルである。
最大の特徴は、ゲイリーが東京で見つけた1990年代のハイトップモデルから着想を得た、つま先のラバー製トゥガードである。オリジナルのハイトップをそのまま復刻するのではなく、その特徴的なラバー素材の粗い質感を、静かな印象を持つカリフォルニア系統のシルエットに「小さなスケール」で移植するという再設計が行われている。スエードを基調としたアッパーに対して、異素材であるラバーを組み合わせるにあたり、コントラストが強くなりすぎないよう緻密なカラーバランスの調整が施されている。
名称の"メンドシーノ"も、カリフォルニアに関連する複数の案が権利上の理由で却下された末に決定されるなど、SPZL特有の命名における制約と物語の背景が反映されている。過去の要素を抽出し、別のシルエットへと組み替えるという同ラインならではの編集作業が色濃く反映された一足となっている。
日本国内では2026年4月24日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は22,000円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












