デジタルメディア発の"HARTCOPY"が放つ、遊び心満載のパフォーマンスシューズ!
2020年のコロナでのロックダウン下に設立され、Instagramを中心としたデジタルメディアとしてスニーカーカルチャーに新たな潮流を生み出した"HARTCOPY(ハートコピー)"。創設者の"Tim Suen"と"Sam Le Roy"による卓越した審美眼と、ハイプに流されず歴史的背景を深掘りするストーリーテリングは、世界中のスニーカーヘッズから熱烈な支持を集めている。2024年の"BW ARMY"に続く"ADIDAS(アディダス)"とのコラボレーション第2弾では、前作のミニマルな路線とは打って変わり、ユーモアと機能性を融合させた意欲作が登場する。
ベースとなるのは、2024年11月に登場したばかりの"ADIZERO EVO SL(アディゼロ エヴォ SL)"。シリーズ最軽量のトレーニングモデルとして開発され、ミッドソールには高反発な"LIGHTSTRIKE PRO(ライトストライク プロ)"をフルレングスで搭載。プレートの代わりにナイロン製の"DOGBONE(ドッグボーン)"を内蔵することで、安定感と推進力を両立させている。また、アッパーは伸縮性とホールド感を兼ね備えたウーブン素材へアップデートされており、本格的なレース練習から日常のジョグまで対応する汎用性の高さが魅力だ。
本作のデザインテーマは、自転車ロードレースの最高峰「ツール・ド・フランス」。白地に赤いポルカドットが散りばめられたアッパーは、同レースの「山岳賞」ジャージへのオマージュであり、「登りが得意なランナー」を示唆するユニークなコンセプトが込められている。 一見おもちゃのようなポップなビジュアルだが、細部には"HARTCOPY"らしいこだわりが満載だ。サイドのスリーストライプスは左右非対称で、片足はストライプスを取り除きブランド名を刻印。もう一方も内側にのみストライプスを残すというアシンメトリーな仕様となっている。さらに、ブランドの象徴である赤いジグザグラインがシュータンやアウトソール裏に隠されているのも見逃せない。「昔よくあったような“楽しいランニングシューズ”」を目指したという本作は、レトロなユーモアと現代のハイスペックが融合した、まさに唯一無二の一足に仕上がっている。
海外では2025年にアディダス取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






