洗練を極めたモノクローム!
"ADIDAS(アディダス)"の創始者であり靴職人のアディ・ダスラーが、1949年に自らデザインした最古のサッカースパイクを起源とする"SAMBA(サンバ)"。1950年のブラジルW杯に合わせ、現地の民族舞踊から命名されたこのモデルは、当初は冬期のピッチに対応するハーフブーツ仕様であった。1972年には現在まで受け継がれる流れるようなシルエットへとマイナーチェンジを果たし、アイコニックな"Tトゥ"を採用。そのシャープなフォルムは、英国のサッカー観戦文化「テラスカルチャー」でファッションアイテムとして火が点き、やがて世界的なミュージシャンやアーティストたちも着用したことで不動の地位を確立した。半世紀以上に渡って愛される、ブランドの絶対的な定番である。
今回は、スタンダードな魅力を併せ持つモノクロームカラーで登場する。アッパーはセイルカラーでまとめたレザーをあしらい、ヴィンテージライクな温かみを演出。象徴的なTトゥにはベージュのスウェードを配置し、質感のコントラストを際立たせた。サイドを飾るスリーストライプスはブラックでまとめ上げ、全体をシャープに引き締めている。ソールには半透明のガムソールを組み合わせ、クラシカルながらも軽やかな雰囲気を醸し出す仕上がりとなった。
日本国内では2025年12月5日にアディダス オリジナルス取扱店にて発売予定。価格は15,950円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。












