3Dプリント技術で再構築された次世代エアマックス!
1987年、"TINKER HATFIELD (ティンカー・ハットフィールド)" が手掛けた初代 "AIR MAX 1(エアマックス1)" は、「ビジブルエア」によってスニーカーデザインに革命を起こした 。そして2025年、その革新の精神を受け継ぎ、現代のテクノロジーで未来を示す一足、"AIR MAX 1000 (エアマックス1000)" が登場 。テック企業 "ZELLERFELD (ゼラーフェルド)" 社との共同開発により誕生した本作は、過去の伝統と最先端技術を融合させ、エアマックスの歴史における「原点回帰」を体現している 。
本作の最大の特徴は、最先端3Dプリント技術によって、アッパーからソールまでが縫い目や接着剤なしで一体成型されている点である 。このシームレスなモノリシック構造は、足当たりが滑らかで耐久性にも優れる 。シューレースを廃したスリッポン構造でありながら、伸縮性に富む3Dプリントメッシュが靴下のように足全体にフィットする。
デザインは、未来的なビジュアルの中に、伝統へのオマージュが込められている 。アッパーを走る滑らかな曲線は、オリジナルの "AIR MAX 1" のマッドガードを彷彿とさせる 。ヒールには、シリーズの象徴であるビジブル "AIR" ユニットを内蔵 。初期カラーの「オートミール」では、このエアバッグが鮮やかなオレンジで彩られ、内部にはナイキの共同創業者を指す「Bowerman」と「FUTURE」の文字が刻まれ、ブランドの過去と未来を表現している。
今回はライラックのカラーでエレガントな印象へ仕立てた。ナイキが「ウェアラブルな彫刻」と呼ぶ通り、機能とデザインが芸術的に昇華された "AIR MAX 1000" 。3Dプリント製法は、材料の無駄を最小限に抑え、製造プロセスにおける持続可能性をも示唆している。伝統への敬意を払いながら、未来へと大きく飛躍する、スニーカーの新たな可能性を切り拓く一足となっている。
海外では2025年に ZELLERFELD およびナイキ取扱店で発売予定。価格は $179。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。