温かみのあるブラウンカラーで切り替えた技ありの逸足!
1970年代後半、"NIKE(ナイキ)"がスカッシュやラケットボールといったインドアコート競技のために生み出した"KILLSHOT(キルショット)"。その名は、相手が返球困難な、速く低い一撃必殺のショットに由来する。通気性に優れたオープンメッシュと、摩耗の激しい部分を的確に補強するスウェードのコンビネーション。そして、俊敏な左右の動きに対応するグリップパターンが刻まれたラバーカップソール。その機能美あふれるミニマルなデザインは、コートの枠を超え、やがてファッションシーンへとその舞台を移していく。
その後継機として、グリップ力に優れたガムソールを組み合わせ、よりライフスタイルへとフィットさせたのが"KILLSHOT 2(キルショット 2)"である。そのロープロファイルでクリーンなデザインは、感度の高いファッション好きから支持を集め、数々のカラーバリエーションを展開。ナイキの隠れた名作として、その地位を確立した。
その歴史的名作から、濃淡の異なるブラウンを巧みに切り替えることで、 わずかな表情を生み出した最新作が登場。アッパーは、深みのある"バロックブラウン"の上質なレザーで構築。つま先とアイステイには、それより少し明るいブラウンのスウェードを配置した。サイドを駆け抜けるスウッシュには、カーキに近いブラウンを、そしてヒールには温かみのあるキャラメルブラウンのスウェードを採用。4種類もの異なるブラウン系の色と素材を使い分けながらも、全体としてまとまりのある、洗練されたスタイルを創出している。クラシックなガムソールが、その魅力を完璧にまとめ上げる。秋冬の足元をシックに彩る、まさに技ありの一足である。
日本国内では2025年9月22日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は14,080円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。