ふわふわのニットアッパーと3層ソール!
1968年、多目的トレーニングシューズとして産声を上げた、"ADIDAS(アディダス)"の"GAZELLE(ガゼル)"。当時としては画期的なスウェード素材のアッパーは、その後のスニーカーデザインに大きな影響を与えた。70年代には英国のフットボールスタジアムの観客席、通称"テラス"で独自のスタイルを築いた"カジュアルズ"たちの定番となり、90年代には"オアシス"といったブリットポップのアイコンや、スケーターたちが愛用。そのシンプルで完成されたデザインは、あらゆるカルチャーのキャンバスとなり、時代を超えて愛され続けてきた。
その不朽の名作が、現代のストリートファッションの潮流を受け、かつてないほど大胆な進化を遂げる。最大の特徴は、クラシックなアッパーデザインはそのままに、ソールを3層構造のプラットフォームへと変更した点である。この圧倒的なボリューム感が、ロープロファイルなシルエットを一新し、モダンでインパクトのあるスタイルを作り出している。さらに、アッパーには、高級素材であるモヘヤの見た目と手触りを再現した、特殊なエンジニアードニットを採用。その"ふわふわ"とした柔らかな素材感が、足元に可愛らしさと温かみを添える。カラーは、フェミニンな"ホワイト/ピンク"と、シックな"ブラック/ホワイト"の2色がラインナップ。3層のソールの最下層には、クラシックな雰囲気を高めるガムラバーを採用するなど、細部にまでこだわりが光る。伝統と革新が融合した、新たな魅力を放つ一足である。
日本国内では2025年9月19日にアディダス オリジナルス取扱店にて発売予定。価格は17,600円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■CORE BLACK / CREAM WHITE / GOLD METALLIC(JS3907)
■CREAM WHITE / SHOCK PINK / GOLD METALLIC(JS3908)