Y2Kのテクニカルなランニングシューズがストリートの主役となった現代、そのトレンドを牽引する"ASICS(アシックス)"が、アーカイブからまた一つ、重要なピースを現代へと蘇らせる。2014年に登場した高機能クッショニングモデルであり、近年の大ヒット作"GEL-NYC(ゲルNYC)"のソールユニットの礎ともなった、"GEL-CUMULUS 16(ゲルキュムラス16)"が、待望の復刻を果たす。
"GEL-CUMULUS 16"は、その名の通り、長距離を快適に走り抜くための、雲のようなソフトなクッション性を追求したモデル。ミッドソールには、シリーズで初めて軽量フォームと高反発フォームから成る二層構造の"FLUIDRIDE(フルイドライド)"を採用。さらに、前足部とヒール部分の"GEL(ゲル)"ユニットの容量を拡大することで、当時最高レベルの衝撃吸収性と滑らかな足運びを実現した。その完成された履き心地は、10年以上の時を経た今もなお、高く評価されている。
最新作は、そのテクニカルなシルエットを、洗練されたカラーパレットで染め上げた。アッパーは通気性に優れたホワイトのオープンメッシュをベースに、履き口周りには落ち着いた"くすみ色"のブルーを配置。サイドを飾るアシックスストライプは、フューチャリスティックなメタリックシルバーと爽やかなグリーンのコンビネーションで構成され、Y2Kのムードを加速させる。有機的なミッドソールからは、まるで翡翠のような美しい"GEL"が覗き、デザインのアクセントとなっている。
日本国内では2025年8月22日より、アシックス直営店および公式オンラインストアにて発売予定。価格は17,600円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。