トレンドを抑えた薄底を上品かつ控えめなカラーウェイで構成!
ボリューム感のあるスニーカーが主流を占める現代において、まるでカウンターカルチャーのように、そのシャープなシルエットで異彩を放つ一足がある。"PUMA(プーマ)"が誇る、"SPEEDCAT(スピードキャット)"である。モータースポーツの機能美と、ストリートに映えるエレガンス。その二つの要素が融合した、唯一無二の存在である。
"スピードキャット"のルーツは、1984年、イタリアの老舗レーシングギアメーカー"SPARCO(スパルコ)"と共同開発した、F1™ドライバーのための本格的なドライビングシューズにある。ドライバーの繊細なペダル操作を支えるために考え抜かれた、薄くフラットなソール、丸みを帯びたかかと、そして足に吸い付くような流麗なフォルム。その全てが、極限の環境下で戦うための機能性から生まれたデザインだ。1999年、そのサーキットの遺伝子は、タウンユース向けへと見事に落とし込まれ、ファッションシーンに新たなトレンドを創出した。
最新作は、そのアイコニックなシルエットを、少しビターでありながらも優しい雰囲気を醸し出す、絶妙なカラーパレットで染め上げた。アッパーには、温かみのある上質なベージュのスエードを採用。サイドを駆け抜けるフォームストリップには、柔らかなオフホワイトを組み合わせることで、マイルドで上品なコントラストを生み出している。そして、タイヤのトレッドパターンを模したアウトソールは、深みのあるダークブラウンで引き締められ、デザイン全体に落ち着きとスタイリッシュさをもたらす。
日本国内では2025年9月よりプーマ 取扱店にて発売予定。価格は15,400円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。