クラフトマンシップの最高峰を目指したドイツ製の逸足!
ドイツのヘルツォーゲンアウラッハという町で産声を上げた"ADIDAS(アディダス)"。第一次世界大戦後、アドルフはスポーツシューズの製造を始め、1924年には兄のルドルフと共に"ダスラー兄弟製靴工場"を設立。1936年のベルリンオリンピックで、アドルフが考案したスパイクを履いた選手が金メダルを獲得するなど、世界的に名を馳せるようになっていった。しかし、第二次世界大戦後、兄弟の間で意見の対立が深まり、1948年に会社を分割。兄は"PUMA(プーマ)"を立ち上げ、弟は自身のニックネーム"Adi(アディ)"と名字"Dassler(ダスラー)"を組み合わせて、"ADIDAS"をスタートさせた。現在に至るまでドイツを本拠地に世界的なスポーツメーカーと成長した。
今回は原点であるドイツ生産という贅沢な一足が登場。ベースは1979年にハンドボールのエリートプレーヤー達によって着用された"HANDBALL SPEZIAL(ハンドボール スペツィアル)"。足馴染みの良いピッグスキンスエードのアッパーと、コートを確実に掴むガムラバーソールという組み合わせは、その機能性の高さから90年代までアスリートに愛用された。やがてそのクリーンで個性的なシルエットが、ファッションシーンでも注目を集め、ストリートの定番モデルとしての地位を確立する。
本作は、その歴史的モデルを、アディダスの原点であるドイツのクラフトマンシップで再構築。アッパーには、レトロな魅力を最大限に引き出す、鮮やかなレッドの上質なスエードを採用。サイドを飾るスリーストライプスにはクリーンなホワイトを、そしてアウトソールには時代を超えて愛されるガムソールを組み合わせ、オーセンティックな魅力を完璧に表現している。
海外では2025年8月19日にアディダス オリジナルス取扱店にて発売予定。価格は$200。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。