ジャマイカ人の父とイギリス人の母という二つの文化をルーツに持ち、その類稀なる才能で現代ファッションシーンに新たな視点を提示し続けるデザイナー、"GRACE WALES BONNER (グレース・ウェールズ・ボナー)"。ロンドンの名門セントラル・セント・マーチンズを卒業後、2014年に自身の名を冠したブランド"WALES BONNER (ウェールズ・ボナー)"を設立。多国籍主義と個人の主観性の繊細なバランス感覚を追求し、スポーツウェアとフォーマルウェアの垣根を越え、日常のファッションをよりエレガントで深みのあるものへと導く彼女のクリエイションは、世界中から賞賛を浴びている。2020年から続く"ADIDAS(アディダス)"とのパートナーシップでは、豊かなアーカイブに、彼女ならではの知性とロマンティシズムを注入し、常にスニーカーヘッズたちの心を捉えて離さない傑作を生み出し続けている。
今回は1970年代のロープロファイルなシューズを彷彿とさせる"KARINTHA LO (カリンザ ロー)"。まるでヴィンテージピースのような風格と、コンテンポラリーな洗練を併せ持つ、唯一無二の存在へと昇華された。アッパーは、くたっとした柔らかな質感が特徴のプレミアムスエードで構築。サイドのスリーストライプスは、あえてパンチングで表現され、ミニマルながらも存在感を放つ。シュータンには両ブランドのロゴが並び、コラボレーションの証を刻む。ソールはブラックで統一され、流れるような美しいデザインラインを描き、かかと部分には"WB"のイニシャルロゴが鎮座する。
日本国内では2025年5月28日にアディダス オリジナルス取扱店にて発売予定。価格は38,500円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。