Y2Kのトレンドにもマッチする情熱的でテクニカルな逸足!
2000年に"PUMA(プーマ)"から登場した"INHALE(インヘイル)"は、当時のランニングシューズの常識を覆すデザインと最先端のクッショニングテクノロジーを融合させたモデル。大胆な曲線が描かれたアッパーは、人体の血管や筋繊維をイメージした独特のデザインで、まるで呼吸するような躍動感を生み出している。ミッドソールにはプーマ独自の"e+CELL"クッショニングを搭載し、優れた衝撃吸収性を実現。ランナーのみならずストリートシーンでも注目を集めるほど、当時のテクノロジーとアバンギャルドなスタイルが融合した一足となった。
オリジナルモデルは、サマーメロンとレッドを基調とした配色やグラデーションの効いたアウトソールなど、2000年代初頭のフューチャリスティックなスニーカーデザインを体現。シルエットやディテールは現在のスニーカーブームにおいても色褪せず、2024年には"A$AP ROCKY(エイサップ ロッキー)"の主導によりオリジナルカラーの復刻版がリリースされ、発売と同時に瞬く間に完売に至った。復刻版では、ソールの素材を最新の"CMEVA"フォームへとアップデートして軽量化と快適性を高め、さらにシュータンやライニングのフィット感を見直すことで、現代のストリートウェアにも馴染む仕様へと進化している。
この"INHALE"を手掛けたのは、当時プーマのデザインチームに所属していた"THOMAS MICHEL(トーマス・ミシェル)"。同時期に登場した"TARANIS"や"ABOUND"など、多くの前衛的なランニングシューズを生み出し、プーマのデザイン革新を牽引した人物だ。そのビジョンは20年以上が経過した今も色褪せることなく、"INHALE"の復刻を通じて次世代へ受け継がれている。
日本国内では2025年2月7日にプーマ取扱店にて発売予定。価格は16,500円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。