都会的なグレーを纏った屈指の人気モデルが復活へ!
“AIR JORDAN 5(エアジョーダン5)”は、マイケル・ジョーダンが1989-1990年シーズンに着用したモデルであり、第二次世界大戦時の戦闘機“P-51”からインスピレーションを受けたディテールが特徴となる。デザインを手掛けたティンカー・ハットフィールドは、超攻撃的なプレースタイルで驚異的な得点力を発揮するジョーダンのイメージ、戦闘機のノーズアートである“サメの歯”を彷彿とさせるデザインをミッドソールに落とし込んだ。シュータンには3M社製のリフレクター素材を使用し、クリアソールやクリアメッシュパネル、プラスチックパーツなど、当時としては革新的な素材と技術を惜しみなく投入した。そのハイテク感溢れるデザインは、90年代のハイテクスニーカーブームに大きな影響を与えると同時に、入手を巡る社会問題が起きるほどの人気を博した。ジョーダンの名を世に知らしめるだけでなく、“AIR JORDAN”ブランドがストリートファッションへと飛び出すきっかけにもなった一足として、今なおシリーズ屈指の人気を誇っている。
今回復刻されるのは、2011年5月14日に発売された“WOLF GREY(ウルフ グレー)”。誕生から15年目を迎えたこのモデルは、ソフトなグレーのヌバックアッパーにホワイトのコントラストステッチを施すことで高級感をプラス。シルバーの反射素材を使用したシュータンと、ヒールに刺繍された“23”が特徴的な美しさを際立たせる。ミッドソールの白い“サメの歯”デザインとスモーキーな半透明アウトソールが、洗練されたアーバンな雰囲気を醸し出す。
海外では2026年にジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。