ニューヨークの伝説的ライブハウス“CBGB”がモチーフ!
1973年に"ヒリー・クリスタル"が立ち上げ、当初はカントリー、ブルーグラス、ブルースの音楽を軸とする予定だったが、後にラモーンズやパティ・スミス、トーキング・ヘッズなどが出演し、一躍パンク・ロックの聖地として世界中に名を馳せた。その荒々しい雰囲気や、ステッカーが乱雑に貼られたトイレ、日よけに描かれたシグネチャーフォントなどの要素を取り入れ、"NIKE(ナイキ)"は"DUNK(ダンク)"にリスペクトを捧げるデザインを施している。かかと部分の“NIKE”は、"CBGB"の日よけに使われていた独特のフォントへと変更。シュータン裏には、このライブハウスがあった交差点"BLEECKER"と"BOWERY"が刻印され、インソールにはステッカーをランダムに貼り重ねたかのようなモザイクパターンが広がる。2006年に閉店した後も多くの音楽ファンの記憶に焼き付く名店へのオマージュとして、パンクな感覚で履きこなせる"ダンク"に仕上げられた。パンクとニューウェーブのカルチャーを育んだエッセンスをスニーカーに注ぎ込み、NYのコアな歴史を足元で語りかける一足といえそうだ。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$130。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。
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