名作スタンスミスの肖像を、フランスのスケーターへとバトンタッチ!
白いレザーとパンチングのスリーストライプス、そしてシュータンに描かれたテニスプレーヤーの肖像。"ADIDAS(アディダス)"を代表する"STAN SMITH(スタンスミス)"は、1960年代半ば、フランスのテニス選手ロバート・ハイレットとともに開発されたシューズをルーツに持つ。レザーの耐久性と通気孔を組み合わせた実用的な設計は、1970年代にスタン・スミスの名を受け継ぎ、コートの外でも親しまれる定番へと成長した。その端正なスタイルをスケートボードへとつなぐ一足が、フランス出身の"VINCENT MILOU"とのコラボレーションで登場する。
1996年にバイヨンヌで生まれ、フランス南西部のランド地方でスケートボードに出会ったMILOU。ストリートを主戦場とし、2021年に開催された東京五輪では男子ストリートで4位に入賞した。ストリートリーグでの表彰台経験に加え、映像作品や専門誌でも実績を重ねる、フランスを代表するスケーターのひとり。滑る場所やトリックの選択、身に着けるものにまで気を配り、競技の結果と自分らしいスタイルの両方を追求してきた。今回はアディダス スケートボーディングのライダーとして、テニスの名作に自身の個性を加えている。
ベースとなる"STAN SMITH ADV"は、見慣れたローカットのシルエットを残しながら、スケートに必要な補強を取り入れた仕様。今作はクレーコートから着想を得て、ホワイトのレザーにプレラブドレッドを効かせた。前足部にはつま先を囲むトウラップを追加し、デッキのグリップテープと擦れる部分を補強。輪郭に沿うステッチもアクセントとなり、通常のスタンスミスとは異なる表情を作り出している。サイドのパンチングやすっきりとしたパネル構成はそのままに、必要な箇所へ手を加えたアレンジが特徴となる。
コラボレーションを象徴するのは、お馴染みの"ENDORSED BY"ラベルに描かれたMILOUの肖像。シュータンには本人の名前とサインも入り、スタン・スミスが築いたテニスシューズの伝統を、新たな競技の担い手へとつないでいる。ヒールは赤いスウェードへと切り替え、シルバーに輝くトレフォイルを配置。なめらかな白いレザー、起毛したヒール、メタリックなロゴという質感の違いが、小さな面積にも変化をもたらす。ラバーアウトソールも赤で統一し、側面には白いミッドソールの下から細いラインとして覗かせた。清潔感のあるテニススタイルと、滑るためのディテール、MILOU自身の存在感を丁寧に重ねた仕上がりとなっている。
日本国内では2026年11月7日よりアディダス オンラインショップにて発売予定。価格は16,500円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












