ペイズリーとチェッカーを重ね、黒の中に奥行きを生んだバンダナ仕様!
1977年に"STYLE 36(スタイル 36)"として誕生した、"VANS(ヴァンズ)"の"OLD SKOOL(オールドスクール)"。ポール・ヴァン・ドーレンの落書きから生まれたサイドストライプを初めて採用し、スケートシーンから音楽やストリートへ広まった定番モデルとなる。その初期の小ぶりなトウキャップやシャープなシルエットを受け継ぎ、素材と履き心地を磨いた"LX OLD SKOOL 36"から、"BANDANA(バンダナ)"のブラックが登場した。
バンダナの名は、ヒンディー語・ウルドゥー語で「結ぶ」を意味する言葉に由来し、インドの絞り染め技法と深く結びついている。18世紀にはインドの染め布がヨーロッパへ渡り、後に綿布へのプリントが発達するなかで、カシミールのショールに見られるペイズリーも取り込まれた。米国ではカウボーイや労働者の実用品として親しまれ、やがて装いを彩る身近なアイテムへと定着。今回の一足は、その細かな曲線模様をヴァンズらしい格子柄と重ね合わせている。
主役となるサイドパネルは、濃淡のある生地がチェッカー状に交差し、その上を白いペイズリーが走る凝った構成。近くで見ると、柄の切り替わりと織り目の凹凸が浮かび上がる。トウ、アイステイ、ヒールは滑らかなブラックレザーでまとめ、模様の密度が高い側面との違いを明確にした。クリーム系の毛足のあるサイドストライプと白いステッチが、暗いアッパーの中に明るい線を描いている。
ソールには高さのある艶やかな白いサイドウォールを合わせ、1990年代のオズナバーグ補強アウトソールに着想を得たフォクシングテープを採用。クラシックなバルカナイズド製法とワッフルパターンのアウトソールを残しながら、内部には取り外し可能な"SOLA FOAM ADC"インソールを搭載した。パッド入りの履き口と柔らかなクッションが、初期モデルを思わせる外観に現代的な履き心地を加えている。
同じバンダナのデザインには、以前紹介した"オリーブグリーンやバーガンディ"もラインナップ。色によって異なる表情を見せるなか、ブラックはペイズリーの白線と生地の濃淡を際立たせ、素材の重なりを落ち着いた配色で見せる一足となる。
海外では2026年11月にヴァンズ取扱店にて発売中。価格は€129.99。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。








