黒とグレーの骨格にクロームイエローが映える精悍なカラーリング!
近未来的な外観とは対照的に、その原点にはフロリダの海辺の風景がある。1998年に誕生した"NIKE(ナイキ)"の"AIR MAX PLUS(エアマックスプラス)"は、デザイナーの"SEAN MCDOWELL(ショーン・マクダウェル)"が、夕暮れの空と風に揺れるヤシの木から着想を得たランニングシューズ。アッパーを包み込む波状の樹脂パーツにはヤシの木のシルエットを、土踏まずのアーチにはクジラの尾を思わせる形を取り入れた。自然の曲線を足のサポートに結びつけた構造が、他のエアマックスとは異なる存在感を生み出している。
当時の新技術"TUNED AIR(チューンド エア)"を初採用。エアによるクッションに半球状の構造体を組み合わせ、衝撃吸収と安定性の両立を目指した仕組みだ。その名称を示す六角形の"Tn"ロゴは、やがてシューズそのものの愛称としても定着。パリやロンドン、オーストラリアのストリートで親しまれ、競技用に生まれた一足は日常のスタイルを象徴するモデルへと変わっていった。
今回登場するのは、ブラックとスモークグレーに"CHROME YELLOW(クロームイエロー)"を差したカラー。目の細かなメッシュをベースに、濃淡のあるグレーのケージを重ねることで、波打つラインをくっきりと浮かび上がらせた。履き口やシューレース、アッパー下部の補強はブラックで統一。つま先を覆う艶のあるパーツと、織り目が見える生地との対比も、暗色の中に表情を作っている。
サイドの小ぶりなスウッシュには鮮やかなイエローを配置。ブラックのミッドソールから覗くエアユニットにも同色を取り入れ、アーチ部分にはグレーからイエローへ移るグラデーションを加えた。上部を落ち着いた色でまとめる一方、ロゴとソールに視線を集める配色が特徴となる。メッシュと合成皮革を組み合わせたアッパー、フォームミッドソール、ラバーアウトソールという構成で、オリジナルの立体的なフォルムを引き継いでいる。
同じカラーコンセプトでは、"AIR MAX 95 BIG BUBBLE(エアマックス 95 ビッグバブル)"と"AIR MAX 90(エアマックス 90)"もラインナップ。95はサイドのグレーグラデーションと大きなビジブルエア、90はほぼ黒で揃えたアッパーと控えめなイエローのロゴが見どころとなる。同じ黒・グレー・黄色でも、レイヤーで見せる95、ケージの曲線が際立つプラス、黒の面積を広く取った90と、各モデルの個性が表れる。
英国では2026年10月23日にNIKE.COMにて発売予定。価格は£174.99。米国では2026年ホリデーシーズンに展開予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













