左右非対称の"GT FUTURE"に、コートへ戻る喜びを表現!
子どもたちの自由な発想をスニーカーに託す、"DOERNBECHER FREESTYLE(ドーレンベッカー フリースタイル)"。2004年に始まったNIKE(ナイキ)とOHSUドーレンベッカー小児病院のプロジェクトは、患者である子どもたちが社員ボランティアとともにデザインを手掛け、販売利益の全額を病院の支援へ充ててきた。第22弾となる今回は、6つのモデルがそろって同プログラムに初登場する。
"GT FUTURE(GT フューチャー)"を担当したのは、バスケットボールとスニーカーを愛する17歳の"KAMORYN MARSHALL(カモリン・マーシャル)"。2025年に発表されたベースモデルは、跳躍を武器とするプレーヤーへ向け、フルレングスのエア ズーム ストロベル、前足部のエア ズーム、クシュロン3.0を組み合わせた設計を特徴とする。流線的なアッパーを持つこのバスケットシューズに、彼自身の体験と遊び心が描き込まれた。
ピンクとパープルのグラデーションは、左右で色の配置を反転。色覚の特性を持つカモリンが、自分にとって見分けやすい色を選んだものとなる。光沢のある表面に色が溶け合い、深い凹凸に沿って明暗が変化する。レースロックやハングタグ、インソールにあしらった金魚にも理由がある。12歳で股関節の置換手術を受けた後、麻酔の影響で金魚が泳ぐ光景を見た体験を、ユーモラスなモチーフへと置き換えた。
右足の銀色のスウッシュは、右股関節に使われたチタンを表現。履き口の内側には手術痕を思わせるステッチのグラフィックを添え、バスケットボールへ復帰するまでの歩みを伝える。一方、シューレース周辺の滴は、お洒落を意味するスラング"DRIP"に掛けたディテール。シュータンには専用ロゴ、踵には本人が口にするのを楽しむ"BOOYAKASHA"の文字を配置した。さらに足裏には「これが見えたなら、もう手遅れ」と訳せるメッセージを潜ませ、コートで相手を抜き去ろうとする意気込みも表している。
米国では2027年1月にナイキ取扱店にて発売予定。価格は未発表。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。











