鮮やかな刺繍とスマイルが彩るN7モデル!
北米の先住民の若者たちへ、スポーツを楽しむ機会を届ける"NIKE(ナイキ)"の取り組み、"N7"。その名前には、いまの選択が七世代先へ及ぼす影響まで考える、先住民の知恵が込められている。活動を牽引してきたのは、スー族とアシニボイン族にルーツを持つ"SAM MCCRACKEN(サム・マクラッケン)"。地域の人々と向き合い、身体を動かすことを通じて健康や自信につなげる活動を育ててきた。
大きな節目となったのが、2007年の"AIR NATIVE N7(エア ネイティブ N7)"。およそ2年をかけ、70以上の部族の人々や足の専門家などと研究を進め、フィット感や足幅の要望に応える専用のラストを開発した。コミュニティの声をシューズづくりに反映したこの取り組みから、2009年には一般向けのN7コレクションが始動。ペガサスやハラチなどを展開し、活動をより広く伝えるようになった。
その支援を継続する仕組みが、"N7基金"。先住民の青少年を支える非営利団体へ助成を行い、スポーツや遊びに参加できる環境づくりを後押ししている。2022年以降はCAF Americaを通じ、年間62万5,000ドルを助成。7〜17歳の若者、とりわけ女の子が参加する機会にも重点を置く。シューズを通じて文化を伝える製品展開と、地域で活動を支える基金という両面から、次の世代へ働きかけている。
"AIR FORCE 1(エアフォース 1)"も、その歩みを彩ってきたモデルの一つ。2013年にはウールを取り入れた"ペンドルトンとのN7コレクション"、2018年にはスウッシュの縁にクロスステッチを施した"セイル/ブラック"が登場した。素材や縫い目に工夫を凝らし、定番のローカットに豊かな表情を与えてきた。
今回は、爽やかなオアシスティールと穏やかなサンドカラーに、暖色を効かせた"AIR FORCE 1 '07 LV8 N7"がラインナップ。つま先からサイド、踵にかけて砂色を配し、アイステイや履き口、シュータンには青緑を使用。境界付近では色が淡く移ろい、同色のステッチも柔らかな色のつながりを作り出す。サイドには起毛感のあるオレンジのスウッシュを重ね、イエローのシューレースとともに明るさを添えた。ソールは上下ともサンドカラーで揃え、鮮やかな上半分を落ち着いた印象にまとめている。
シュータンには、ホワイトの文字をレッドで縁取ったN7ロゴを刺繍。その周囲をレッド、イエロー、ホワイト、ブラックの星のような小さなステッチが円状に囲む。ヒールにはイエローとブラックのスマイルパッチを配し、後ろ姿にも遊び心をプラス。オレンジのデュブレや、同じくオレンジを基調とするN7ロゴ入りインソールまで色を連動させた。滑らかなアッパーと起毛したスウッシュ、立体的な刺繍の質感の違いが、軽やかな配色に奥行きを加えている。
海外では2026年にナイキ取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。















