未来的なハイパーフライトを名作サファリ柄で大胆にドレスアップ!
2001年、バスケットボールシューズの軽量化に挑んだ"NIKE(ナイキ)"の"ZOOM HYPERFLIGHT(ズーム ハイパーフライト)"。開発を率いたデザイナーの"ERIC AVAR(エリック・エイバー)"の発想の原点には、共同創業者"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"の存在があった。追悼式の準備中に流れていた映像を偶然目にしたエイバーは、バウワーマンなら現代のバスケットボールシューズをどう作るかと考え始める。そして陸上スパイクのように軽く、必要な機能を絞り込んだコートシューズというコンセプトへとたどり着いた。
初代は合成皮革のアッパーにファイロン製ミッドソールとズームエアを組み合わせ、クッショニングを確保。足の両側には爪を思わせる外骨格状のサポートパーツを配し、軽さと安定性の両立を目指した。滑らかなボディと立体的な補強を組み合わせた未来的な姿は、当時のバスケットシューズの中でも異彩を放った。サクラメント・キングス時代の"JASON WILLIAMS(ジェイソン・ウィリアムス)"が着用したことでも知られる一足となる。
その独創的なフォルムを、ナイキを代表するサファリ柄で包み込んだ新色が登場する。パターンのルーツは、"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が手がけた1987年の"AIR SAFARI(エアサファリ)"。ニューヨークの高級家具店で出会ったオーストリッチ革のソファが着想源となった。革の凹凸が生む贅沢な質感に惹かれたティンカーは、その表情を独自の斑点模様へとアレンジ。スポーツシューズに高級家具のような上質さを持ち込もうとした発想から、後に数々の名作を彩る柄が生まれた。
今作ではブラックをベースに、ホワイトとグレーの細かな斑点をアッパー全体へ配置。大胆な総柄に対し、サイドのサポートパーツは艶やかなブラックで切り替え、曲線的な造形をくっきりと浮かび上がらせた。履き口の内側や小ぶりなスウッシュには鮮やかなオレンジを差し込み、モノトーンにメリハリをプラス。足元には淡いブルーを帯びた半透明のソールを合わせ、内側にのぞくオレンジのパーツまで視覚的なアクセントに変えている。さらにインソールにも斑点を取り入れ、オレンジの替え紐を用意。2000年代初頭の実験的なシルエットと、1980年代に生まれた装飾的なパターンが出会い、ストリートでひときわ目を引く仕上がりとなっている。
海外では2026年ホリデーシーズンにナイキ取扱店にて発売予定。価格は$180。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













