ボックスを開けるまでカラーリングが分からないミステリーボックス仕様!
1996年のNBAドラフトは、"ALLEN IVERSON(アレン・アイバーソン)"を筆頭に、のちにリーグを彩る才能がひしめいた伝説的な世代である。その中で"KOBE BRYANT(コービー・ブライアント)"は、全体13位で"CHARLOTTE HORNETS(シャーロット・ホーネッツ)"から指名され、直後に"LOS ANGELES LAKERS(ロサンゼルス・レイカーズ)"へトレードされた。壇上でホーネッツのキャップを被った一瞬と、その後20年にわたりレイカーズ一筋で築き上げた王朝。その鮮烈なギャップこそが、"DRAFT DAY(ドラフト デイ)"というテーマを特別なものにしてきた。
"KOBE 4(コービー 4)"は、2009年に登場し、バスケットボールシューズにローカットの可能性を広げた革新的な一足。"DRAFT DAY"カラーは、ホーネッツを思わせるパープルとティールを用いた配色で知られ、2019年には"KOBE 4 PROTRO DRAFT DAY"として復活を果たした。しかし2026年版は、その定番的な解釈をさらに大きく押し広げる。NBAドラフトロッタリーに合わせて用意されたのは、1996年ドラフトの順位に紐づく全13足と、ボーナスモデルを加えた一大パックである。
最大の仕掛けは、開封するまでどのカラーが入っているか分からないミステリーボックス仕様である。各モデルは一見するとホワイトアッパーをまとっているが、履き込むことで表層が削れ、内側に隠されたチームカラーが姿を現す仕様となる。スウッシュやインソールには各チームの色が反映され、インソールにはドラフト順位を示すロッタリーボールのグラフィックを配置。たとえば全体1位でアイバーソンを指名した"PHILADELPHIA 76ERS(フィラデルフィア・76ers)"を示すモデルでは、レッドとブルーのディテール、そして"1"のナンバリングが刻まれる。2位の"TORONTO RAPTORS(トロント・ラプターズ)"、13位のホーネッツまで、コービーを巡る"もしも"のドラフトボードを足元で辿るコレクションとなっている。
さらに謎めいた14足目として、イエローとパープルを強めたボーナスカラーもスタンバイ。2008年の"NIKE HYPERDUNK(ナイキ ハイパーダンク)"に用意された伝説的な"SNAKEPOOL(スネークプール)"を想起させる色使いで、コービーのレガシーをロッタリーの物語からレイカーズの記憶へと接続する。ドラフト当日の偶然、各チームの選択、そしてひとりの高校生がNBA史を塗り替えていった必然。そのすべてを"KOBE 4 PROTRO"に封じ込めた、近年のコービーラインでも屈指のコンセプチュアルなパックと言えそうだ。
海外では2026年6月26日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。








