無骨さとエレガンスが融合した一足!
通称"ジャーマントレーナー"としてファッションシーンで確固たる地位を築いている"BW ARMY(BW アーミー)"。そのルーツは1970年代後半、ドイツ連邦軍の屋内トレーニング用シューズとして開発されたことに始まる。当時は"ADIDAS(アディダス)"と"PUMA(プーマ)"が製造権を巡って競い合い、最終的にアディダスが採用を勝ち取ったという逸話を持つ。軍用品であるためブランドを象徴するスリーストライプスは排除され、機能性を最優先したミニマルなデザインが特徴。ベルリンの壁崩壊後、放出されたデッドストックが市場に出回ることで、その無駄のない機能美が再評価され、多くのデザイナーズブランドがサンプリングするほどの定番となった。
最新作は、そんなミリタリー由来の無骨なシルエットを、重厚感あふれるブラックボディで構成。ダメージを受けやすいトゥの補強パーツにはダークグレーのスウェードを重ね、サイドのラインには表情豊かなライトグレーのクラックレザーをあしらうことで、単色とは一味違う奥行きを演出した。さらに、ライニングには上品なベージュのレザーを張り巡らせることで、脱いだ時にも隙のない大人の色気をプラス。ジャーマントレーナー本来の実用的なタフさと、素材の切り替えによる洗練された高級感が見事に同居した一足となっている。
海外では2026年1月1日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は€150。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。







