歴史的モデル"LD-1000"からシックなブラックスウェードが登場！
1970年代、空前のランニングブームが到来していたアメリカで、"NIKE(ナイキ)"の創業者であり伝説のコーチ、"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"が開発に挑んだ一足があった。「年間1000マイル(約1600km)走れる耐久性」を目指して1976年に誕生した、その名も"LD-1000"。着地時の安定性を高めるために踵を広げた特徴的な"フレア状ミッドソール"を採用した意欲作だったが、その革新的な設計ゆえに一部のランナーから膝への負担が指摘され、リコール回収という事態に直面する。しかし、その真摯な対応が逆にブランドへの信頼を高めるきっかけとなり、ナイキの歴史を語る上で欠かせないマイルストーンとなった。
最新作は、オリジナルのレトロな魅力を残しつつ、秋冬のスタイリングに深みを与える異素材使いでアップデート。 アッパーは温かみのあるブラックスウェードをベースに構築。つま先の補強パーツやヒール、アイステイ、そしてサイドのスウッシュには質感の異なるレザーを組み合わせることで、同色ながらも奥行きのある表情を生み出し、カジュアルさと高級感を両立させた。ソールユニットはクリーンなホワイトのミッドソールに、伝統的なガムラバーのアウトソールをセット。70年代の香り漂うクラシックなスタイルを、シックなブラックで引き締めた大人の一足に仕上がっている。
日本国内では2025年12月22日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は16,060円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
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