牧歌的なカウ柄を纏った逸足！
1949年、靴職人であり"ADIDAS(アディダス)"の創業者であるアディ・ダスラーの情熱と革新の精神から、フットボールスパイク"SAMBA(サンバ)"の原型は生み出された。翌1950年に開催されたブラジルワールドカップを祝し、現地の陽気な民族舞踊の名を冠して誕生。当初は凍てつくピッチに対応するための機能性を追求したモデルであったが、1970年代にアイコニックな"Tトゥ"を取り入れたシャープなシルエットへとアップデートされると、その運命は一変する。英国の"テラスカルチャー"の象徴として若者たちの足元を飾り、現代では"ブロークコア"や"Y2Kリバイバル"といったトレンドと共鳴し、時代を超越したファッションアイコンとして不動の地位を確立している。
ウィンターシーズンの足元に、インパクト抜群のアクセントを加える一足が登場する。アッパーには毛並みの美しいハラコ素材を採用し、リアルな質感のカウ柄を大胆にデザイン。サイドのスリーストライプスとヒールタブにはホワイトレザーを配置し、柄の強さを上品に中和。さらに、ライニングとシューレースには鮮烈なレッドを差し込むことで、全体にメリハリと遊び心を加えている。ソールユニットには伝統的なロープロファイルのガムカラーを採用し、オーセンティックな雰囲気を損なうことなくまとめている。
海外では2025年11月にアディダス取扱店にて発売予定。価格は€143。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
(pic. 43enible)
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