咲き乱れる桜をデザインした春の心を映し出す "SAKURA" がスタンバイ! 
2005年3月26日、"MITA SNEAKERS(ミタスニーカーズ)"のディレクションにより、"CO.JP"ラインからリリースされた、"NIKE AIR FORCE 1 SAKURA UENO(ナイキ エア フォース 1 桜 上野)"。およそ5,000種に及ぶバリエーションの中で最高峰の1足に掲げられる1足は、2023年に復刻のサンプルが作成されたものの、リリースには至らずドロップアウトしている。オリジナルのリリースから20年、先行公開していた、"SHOES MASTER(シューズマスター)"の取材時に、タイミングよくファーストサンプルがデザイナーの元に届いて掲載に至ったという、"AF1 SAKURA/CHERRY BLOSSOMS"の全容が明らかとなった。 
アッパーは桜のグラフィックを全面にプリントし、桜の花の形にカットされたオーバーレイで覆われている。ランダムにカットされたエッジの下に見え隠れするモルトカラーのソールは、桜の木の幹をイメージしたものだろう。鮮やかなオーバーレイを取り外すと、その中から毛足の長い2色のスウェードと、ライトソフトピンクのスウッシュのアンダーレイが現れる。日本の歴史に置き換えてみれば、絢爛豪華なオーバーレイは安土桃山文化、穏やかな風合いのアンダーレイはその前の東山文化といったところか。当然のことながら今秋リリースされた、"AF1 AUTUMN LEAVES(オータムリーブズ)"と対をなしており、和の心を知り尽くしたデザイナーの造詣の深さが垣間見える、極上の仕上がりとなっている。 
海外では2026年春にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$130。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













