人間拡張技術が拓く新たな移動体験!コンセプトモデル"MOBILARIA β"!
テクノロジーによって人間の能力を進化・増強させる「人間拡張(Human Augmentation)技術」が注目を集める中、スポーツ用品メーカーの "MIZUNO(ミズノ)" が、その技術を応用した全く新しいコンセプトのフットギア"MOBILARIA β(モビラリア ベータ)"を発表。これは、同社が培ってきたカーボン技術を活用し、「履き物」を新たな「モビリティ(移動手段)」と捉え、より楽な移動を実現することを目指した意欲的なプロジェクトである。
"MOBILARIA β"は、炭素繊維強化プラスチック・CFRP製の板バネである。これは、ミズノが競技用義足の研究開発で培ったカーボン設計・加工技術を応用したもので、歩行時のエネルギー効率を高め、移動能力を拡張することを目的としている。アッパーデザインは陸上スパイクから着想を得るなど、ミズノが長年蓄積してきたシューズ作製のノウハウが随所に活かされている。開発は、3Dプリンターなどの最新技術を備えたイノベーションセンター"MIZUNO ENGINE"で行われ、試作期間の大幅な短縮とコスト抑制を実現した。
デザイン開発にはカーデザイナーの山本卓身氏が共創パートナーとして参加。山本氏は「履き物はモビリティの原点」という考えのもと、コンセプト立案からデザインまでを手掛け、これまでにない未来的なフットギアのフォルムを創り上げた。
この"MOBILARIA β"コンセプトモデルは、2025年10月30日から東京ビッグサイトで開催される「Japan Mobility Show 2025」にて初公開される。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






