ストリートで異才をはなつ現代的なスタイルへ!
1980年代初頭、"PUMA(プーマ)" がヨーロッパの都市名を冠したシリーズの一環としてリリースした "PALERMO(パレルモ)"。イタリア・シチリア島の都市に由来するこの一足は、T字型のトゥデザインとクラシックなガムソールが特徴であり、英国のテラスカルチャーにおける象徴的なスニーカーとして人気を博した。2023年に待望のOG復刻を果たして以降、再びストリートシーンで脚光を浴び、様々なバリエーションを展開している。
"PALERMO" は、近年様々な進化を遂げている。2024年には、ソールにわずかな厚みを持たせたプラットフォーム風の "PALERMO MODA (パレルモ モーダ)" や、ウィメンズ向けにソールを大胆に厚くした "PALERMO ELEVATA (パレルモ エレバータ)" などが登場している。
その最新作として登場したのが、"PALERMO ALPINO SD (パレルモ アルピノ SD)" である。オリジナルの "PALERMO OG" が持つ室内トレーニングシューズ由来の薄型フラットソールから一変し、本作ではアウトドアブーツを思わせる厚底のラグソールを採用。深い溝が刻まれたガムソールは、グリップ力と耐久性を大幅に向上させ、悪路や悪天候にも対応する実用性を備えている。ソールの厚みが増したことで、シルエットもボリューム感を増し、ブーツライクな存在感を放つ。今回は秋冬シーズンにふさわしい暖かみのあるカラーリング。アッパーはベージュのスウェードをベースに、補強パーツには毛足の長いブラウンスウェード、そしてフォームストリップにはチョコレートブラウンを組み合わせ、落ち着いたトーンでまとめられている。オリジナルではクォーターパネルに配置されていたタグを取り除くことで、よりすっきりとした印象に仕上げた。
日本国内では2025年10月24日にプーマ取扱店にて発売予定。価格は14,850円 (含税)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。