現代的なミニマルなスタイルに再解釈!
1979年、"NIKE(ナイキ)" はランニングシューズ "DAYBREAK (デイブレイク)" を世に送り出した。その名は、一日の始まりを告げるランナーの足元を支えるというコンセプトに由来する。ナイキの共同創業者 "BILL BOWERMAN (ビル・バウワーマン)" が考案し、ブランドのイノベーションの原点ともなった "WAFFLE SOLE (ワッフルソール)" を搭載。このソールは確かなグリップ力を提供し、当時新素材であった "EVA" ミッドソールが軽量なクッショニングを実現した。アッパーはナイロンとスウェードを組み合わせ、つま先に向かってシャープに尖るロープロファイルのシルエットを形成。爪先のU字型補強やアイステイ、踵部分といった要素はミニマルな構成となっており、70~80年代らしいクラシカルなランニングシューズの作りが魅力である。これまでにもローシ デイブレイクやオーバーブレイク、アンダーカバーとのコラボレーションなど、現代的な解釈を加えた様々なモデルが登場してきた。
今回は、デイブレイクのクラシカルな装いを継承しつつ、ミニマルさを極めたスタイルへと刷新された一足が登場。アッパーには上質なレザーを贅沢に使用。オリジナルのパネル構成は、爪先部分やスウッシュなどをステッチワークで巧みに再現し、クラシックな意匠は残しつつも上品にアップデートされている。さらに、シュータンやライニングにもレザーを採用するなど、ワンランク上の素材感がその魅力を引き立てる。カラーはモダンな印象のグレーで構成され、セイルカラーのミッドソールとブラックのワッフルソールの組み合わせがレトロな雰囲気を醸し出している。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。