カナダ発 "ARITZIA" が送り出すコラボ作が登場!
1984年にカナダ・バンクーバーで創業し、「Everyday Luxury (エブリデイ・ラグジュアリー)」をコンセプトに、高品質でタイムレスなデザインを提案するファッションブランド、"ARITZIA (アリツィア)" 。"WILFRED (ウィルフレッド)" や "TNA (ティーエヌエー)" といった複数のハウスブランドを展開し、若年層からキャリア女性まで幅広い支持を集めている 。その "ARITZIA" が、"NIKE (ナイキ)" と初のコラボを果たし、ブランドの歴史的な名作を大胆にアレンジした。
ベースとなったのは、1970年代後半に "NIKE" の共同創業者 "BILL BOWERMAN (ビル・バウワーマン)" が長距離ランナーのために開発した "LD-1000"。その名は "Long Distance" を意味し、年間1000マイル以上を走破するランナーへの敬意が込められている。着地時の安定性を高めるために考案された、踵が大きく外側に張り出した「フレアヒール」という独創的なデザインを採用したが、予期せぬ問題から発売後まもなくリコールされるという異例の運命を辿った。そのため、オリジナルの現存数は極めて少なく、スニーカー史における "幻のモデル" とされている。
今回のコラボレーションでは、その歴史的なシルエットを "ARITZIA" ならではの洗練された美学で再構築。アッパーは上品なブラウンのプレミアムレザーで包み込み、落ち着いた単色で仕上げられている 。最大の特徴は、サイドのスウッシュを排除し、つま先付近に小さなホワイトのミニスウッシュを控えめにあしらった点である。さらに、シューレースには幸運のシンボルである四葉のクローバーをかたどったブロンズ製のチャームが付属し、特別なアクセントを加えている。アウトソールにはオリジナルを踏襲したクラシックなワッフルソールを採用し、"NIKE" の伝統への敬意を示している。"ARITZIA" が得意とするミニマルで上質なスタイルと、"NIKE" のランニングシューズ史における革新の物語が見事に融合した一足となっている。
海外2025年10月30日にAritzia.com限定で発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。