秋冬のスウェードでドレスアップ!
2000年に登場した"NIKE(ナイキ)"の革新技術、"SHOX(ショックス)"。その開発は、1980年代に「シューズにスプリングを搭載する」という一つのアイデアから始まった。16年もの歳月を要して"SHOX"テクノロジーが完成。その象徴的なランニングシューズとして、"SHOX R4(ショックス R4)"はデビューを飾った。
宇宙服や宇宙飛行士のギアから着想を得た流線形のアッパーは、シルクのような光沢を放つ合成素材で構築。ヒール部分には、高反発素材"PEBAX(ペバックス)"製の円柱コラムを4本搭載し、着地時の衝撃を強力な推進力へと変換する。このバネのような独特のライド感は、ランニングシューズの新境地を切り拓き、ファッションシーンにも大きな衝撃を与えた。誕生から20年以上を経た現在、その未来的なデザインは、21世紀初頭の"SHOX"ブームを知らない新たな世代のファッショニスタたちを魅了している。
そのY2Kのアイコンが、秋冬シーズンにふさわしい、上質な素材を纏って登場。アッパーは、深みのあるグリーンのスウェードで構築し、履き口などをブラックで引き締めることで、重厚感のあるスタイルへと仕上げた。そして、ヒールで圧倒的な存在感を放つ4本の"SHOX"コラムには、金属のような鈍い輝きを放つメタリックシルバーを採用。Y2Kのハイテク感と、現代のファッションに溶け込むシーズナルな素材とカラーリングが見事に融合を果たした一足である。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$170。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。