彩度を落として秋冬シーズンにマッチする色合いに!
2000年代、"DUNK(ダンク)"や"AIR FORCE 1(エアフォース1)"といったクラシックモデルがストリートの主流となる中、その時代の流れに埋もれるかのようにして、一足のランニングシューズが静かに産声を上げた。"AIR MAX TL 2.5(エアマックス TL 2.5)"である。ソール全体にビジブルエアを搭載し、流線形のレイヤードアッパーが織りなすそのハイテクなデザインは、しかし、約20年の時を経て、日本のモード界を牽引する"COMME des GARÇONS HOMME PLUS(コム デ ギャルソン・オム プリュス)"とのコラボレーションによって、劇的な復活を遂げた。
ファッションという新たな視点を得て蘇ったそのY2Kの傑作から、彩度を落とし、秋冬シーズンにふさわしい装いを纏った最新作が登場。アッパーは、通気性に優れたグレーのメッシュをベースに、その上を駆け抜けるラインには深みのあるバーガンディを、そしてボーダー状の補強パーツには精悍なブラックを配置した。ミッドソールには、ヴィンテージ感を醸し出すセイルカラーを採用。ハイテクなシルエットが持つ硬質な印象を和らげ、落ち着いた雰囲気を創出している。Y2Kの先進的なデザインと、現代のファッションに溶け込むシーズナルなカラーリングが見事に融合した、新たな魅力が宿る一足である。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$180。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。