中指を立てた猫がスニーカーをジャック!
2009年、"RYAN O'CONNOR(ライアン・オコナー)"が自宅のガレージでTシャツを作ったことから始まったスケートブランド、"RIPNDIP(リップンディップ)"。その名は、「技を決めたら、すぐにその場を去る」というスケートカルチャーのスラングに由来する。ブランドを一躍スターダムへと押し上げたのが、2014年に登場した、アンニュイな表情で中指を立てる白猫のキャラクター、"LORD NERMAL(ロードナーマル)"だ。そのシュールで愛らしい反骨精神は、世界中のストリートキッズの心を掴んだ。
2023年のコラボレーションに続き、その"RIPNDIP"が再び"PUMA(プーマ)"とタッグを組む。今回は、それぞれ異なる個性を持つ3つのモデルがラインナップされた。
■SUEDE XL (スウェード XL)
"PUMA"の絶対的定番"SUEDE(スウェード)"を、スケート仕様のファットなシルエットへとアップデートした"SUEDE XL"。アッパー全体を鮮やかなパープルスウェードで構築し、サイドには"LORD NERMAL"が大胆に隠れるグラフィックを全面に刻印。クラシックなスタイルに、"RIPNDIP"ならではのユーモアと挑発的なエッセンスを注入した。
■INHALE (インヘイル)
2000年代のハイテクランニングシューズ、"INHALE(インヘイル)"をベースに採用。白から黒へと移り変わるグラデーションでアッパーを構成し、Y2Kのムードを演出。その人体解剖学から着想を得た流線形のデザインに紛れるように、"LORD NERMAL"のグラフィックがプリントされており、遊び心あふれるディテールが光る。
■INVERSE (インバース)
稲妻のようなグラフィックが駆け抜ける、フューチャリスティックなシルエットの"INVERSE(インバース)"。ネオンイエローとメタリックシルバーの組み合わせが、未来的なイメージを創出。3モデルの中でも、最もアグレッシブでハイテク感の強い一足となっている。
海外では2025年9月27日にRIPNDIPオンラインにて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。