マーティン・ルーサー・キングJr.の母校を讃える逸足!
1867年、南北戦争終結後のアメリカ南部ジョージア州。奴隷解放という大きな変革の時代に、これまで教育の機会を奪われてきたアフリカ系アメリカ人男性を聖職者や教師として育成すべく、「オーガスタ神学校」は設立された。そのささやかな始まりが、後に"MOREHOUSE COLLEGE(モアハウス大学)"として、アメリカ社会に絶大な影響を与えるリーダーたちを輩出する、揺るぎない礎となったのである。
"モアハウス大学"の歴史は、アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人のエンパワーメントの歴史そのものと深く結びついている。特に、公民権運動の時代には、学生たちがデモや抗議活動に身を投じ、社会変革の重要な拠点となった。その中心には、最も著名な卒業生である、"MARTIN LUTHER KING JR.(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)"牧師がいた。彼の他にも、映画監督の"SPIKE LEE(スパイク・リー)"、俳優の"SAMUEL L. JACKSON(サミュエル・L・ジャクソン)"、アトランタ初の黒人市長"MAYNARD JACKSON(メイナード・ジャクソン)"など、政治、文化、芸術のあらゆる分野で、"モアハウス・マン"と呼ばれる卒業生たちが、その名を轟かせてきた。
"NIKE(ナイキ)"が"HBCU(歴史的黒人大学)"をフィーチャーするコレクションから、その輝かしい歴史を讃える特別な"AIR MAX 95(エアマックス95)"が登場する。デザインは、大学の公式カラーであるマルーンとホワイトを基調としている。象徴的なサイドのボーダーパネルは、マルーン、グレー、ホワイトのグラデーションで構成。そして最上段には、大学のマスコット"マルーンタイガー"を彷彿とさせる、タイガーストライプが走る。ヒールには、大学のモットーである"ET FACTA EST LUX(そして光があった)"の文字をプリント。シュータンには、大学の頭文字"M"と、創立年である"1867"が誇らしげに鎮座する。150年以上にわたる誇り高き歴史と、未来へのメッセージが込められた一足である。
海外では2025年ホリデーシーズンにナイキ取扱店にて発売予定。価格は$190。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。