視線を奪うワントーンのブルーで構成!
1999年、"PUMA(プーマ)"はスニーカーデザインの既成概念に挑む一足を世に送り出した。イタリア語で"モンスター"を意味する名を冠した"MOSTRO(モストロ)"である。60年代のスプリントスパイクが持つ鋭角的な機能美と、80年代のサーフシューズが持つリラックスした着脱の容易さ。この二つの異なる要素を融合させた独創的なシルエットは、まさに怪物的な発想から生まれた。スポーツとファッションの境界線を曖昧にするその存在は、カルト的な人気を博し、2024年に待望の復活を遂げると、再び個性を求めるファッショニスタたちの注目を集めている。
その"モストロ"が、鮮烈なカラーで染め上げたニューモデルをドロップ。今回は、突き抜けるような"マウンテンブルー"。アッパーを構成する光沢のあるメッシュパネルから、サイドを駆け抜けるフォームストリップ、そして"モストロ"の象徴である突起の付いたアウトソールに至るまで、全てのパーツをこの一色で統一した。
ワントーンで染め上げることで、視線は必然的にシューズの異端なフォルムそのものへと導かれる。左右非対称のクロージャーシステムや、地面を掴むようにアッパーへとせり上がるソールユニットといった、挑戦的なデザインの輪郭が一層際立つ。スニーカー全体が一つのオブジェであるかのような強い存在感を放ち、スタイリングのアクセントとして機能する。
日本国内では2025年9月3日にプーマ取扱店にて発売予定。価格は17,600円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。