艶かしいスネークスキンを纏う、ドイツ製の究極"スーパースター"!
1969年、バスケットボール界はまだキャンバス製シューズが主流であった時代。その常識を根底から覆すべく、"ADIDAS(アディダス)"は一足の革新的なフットウェアをコートへと送り込んだ。"SUPERSTAR(スーパースター)"である。しなやかで耐久性の高いオールレザーのアッパー、そしてプレーヤーのつま先を完璧に保護するラバー製の"シェルトゥ"。その卓越した機能性は、"KAREEM ABDUL-JABBAR(カリーム・アブドドゥル=ジャバー)"をはじめとするトッププレーヤーたちを瞬く間に魅了し、70年代半ばにはNBA選手の75%以上が着用するという、前人未到の記録を打ち立てた。コートの絶対王者として君臨した"スーパースター"は、80年代に入るとその舞台をストリートへと移す。ヒップホップグループ"Run-DMC"がシューレースを外して着用したことで、その人気は爆発。音楽、ファッション、スケートボードといったあらゆるカルチャーの象徴として、その地位を不動のものとした。
その半世紀以上にわたる伝説の始まり、"アディダス"の故郷であるドイツのクラフトマンシップに回帰した、究極の一足が登場する。本作は、1969年当時の"初期型"のディテールを忠実に再現。現代のモデルよりもシャープなラストと、スリムな形状のシェルトゥを採用し、オリジナルが持つ洗練されたシルエットを蘇らせた。アッパーには、選び抜かれた上質なレザーに、艶かしいスネークスキンの型押しを全面に施した。経年変化によって酸化したヴィンテージソールを思わせる、クリームホワイトのミッドソールが、その風格を一層際立たせる。シュータンやヒールタブはあえて無地とし、サイドに輝くゴールドフォイルの"SUPERSTAR"ロゴが、その存在感を静かに主張。さらに、ライニングやインソールに至るまで、贅沢にレザーをあしらうという豪華仕様。細部にまでこだわりが尽くされた、まさに究極と呼ぶにふさわしい逸足である。
日本国内では2025年9月23日にアディダス オリジナルス取扱店にて発売予定。価格は44,000円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。