×のプリントが入ったローカットがリリースへ!
1984年、"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"が履いた黒赤のシューズに対し、NBAはリーグの規定に反するとして着用を禁止した。しかし、"NIKE(ナイキ)"はこの通達を逆手に取り、罰金を払いながら「NBAはジョーダンにこの靴を履くことを禁じたが、君たちが履くことを禁じることはできない」という広告を展開。この“禁じられた”というストーリーこそ、"AIR JORDAN 1(エアジョーダン1)"を神格化させた、全ての始まりである。
その伝説を、より特別な形で具現化したのが、2011年に登場した"AIR JORDAN 1 HIGH BANNED"であった。一度は発売中止となりながら、一部のファクトリーストアでゲリラ的にリリースされたことで、コレクターたちの間では幻の一足として語り継がれている。その最大の特徴は、ヒールに刻まれた、NBAによる禁止を象徴する“赤いX”のマーク。今回、そのディテールがOG仕様のローカットに、初めて移植される。
本作は、黒と赤の王道カラーブロッキングを忠実に踏襲。アッパーは上質なプレミアムレザーで構築され、その圧倒的な存在感は健在だ。そして、ヒール部分には、このモデルの魂とも言える、鮮やかなバーシティレッドの"X"マークを刻印。オリジナルを尊重した"NIKE AIR"ロゴのシュータンタグなど、OG仕様ならではのディテールもファンにはたまらない。まさに“禁じられた伝説”を、その足元でビジュアル化した一足となっている。
海外では2026年夏にジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は$145。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。