カウプリントを纏ったローファーミュール!
バスケットボールの神様、"MICHAEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"の名を冠した"AIR JORDAN(エアジョーダン)"シリーズは、40年の時を経て、今やファッションシーンで不動の地位を築いている。"NIKE(ナイキ)"が誇るその伝説のラインが、2025年春、遂にバスケットボールのDNAを完全に脱ぎ捨てた。伝統的なローファーとミュールを融合させた、全く新しいシルエット"AIR JORDAN MULE LOAFER(ジョーダン ミュール ローファー)"。その登場は、ブランドが新たな領域へと踏み出したことを高らかに宣言する。
近年のファッションシーンでは、ラグジュアリーブランドが提案するローファーが一大ブームとなっている。その潮流を受け、スニーカーブランドもまた、伝統的な革靴のデザインを自社のプロダクトへと取り入れ始めた。ナイキが"SWDC(セレーナ・ウィリアムス デザイン クルー)"と共に手掛けた"AIR MAX PHENOMENA"もその一例だ。しかし、この"AIR JORDAN MULE LOAFER"はさらにその先を行く。パフォーマンスの要素を一切排除し、純粋なファッションアイテムとして、その存在感を放っているのだ。
最新作では、その大胆なシルエットを、さらに強烈な"カウプリント"でアップデート。アッパー全体に、毛足の長いブラウンとホワイトのポニーヘアを贅沢にあしらい、ワイルドでラグジュアリーな雰囲気を創出している。サドル部分には、伝統的な意匠の代わりに、"AIR JORDAN"のテキストが刻印されたメタリックプレートを配置。そして、その全てを支えるのが、重厚なマットブラックのプラットフォームソールだ。ヒールレスのミュール構造と相まって、他に類を見ない、衝撃的な一足が完成した。
海外では2025年秋にジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は$145。 また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。