シカゴのストリートカルチャーを背景に、独自のストーリーテリングでファンを魅了するデザイナー、"JOE FRESHGOODS(ジョー・フレッシュグッズ)"。彼が手掛けるアイテムは、常にブラックカルチャーへの深いリスペクトに根差している。2020年から続く"NEW BALANCE(ニューバランス)"とのタッグは、数々の名作を生み出し、常にシーンの話題を独占してきた。その両者が、ニューバランスの次世代モデル"ABZORB 2000(アブゾーブ 2000)"をキャンバスに、新たな物語を紡ぎ出す。
“Everything Comes From Pink (全てはピンクから生まれる)”と題された、今回の新たなプロジェクト。それは、“ピンクはパワーカラーである”という彼の信念を体現するものだ。パリのファッションウィークに合わせて用意されたこの一足は、その大胆なコンセプトとカラーリングで注目を集めている。Y2Kのテックランナーという無機質なシルエットを、エモーショナルなアートピースへと昇華させる、JFGならではの手腕が光る。
ベースとなった"ABZORB 2000"の、3Dツールを駆使して作られた彫刻的なシルエット全体を、柔らかなピンクのワントーンで染め上げた。通気性の良いメッシュと上質なスウェードという異なる素材を使い分けることで、単色ながらも豊かな表情と奥行きを生み出している。ソールユニットも同様にピンクで統一され、"ABZORB SBS"ポッドが未来的なムードを強調。インソールには“Everything Comes From Pink”のメッセージと、コラボレーションの証である両者のロゴが刻まれている。
海外では2025年にニューバランス取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。