90年代の異端児が個性的なカラーリングを纏って登場!
スニーカーテクノロジーが飛躍的な進化を遂げ、個性的なデザインが次々と生まれた90年代後半。その革新的な時代の象徴として、今なおカルト的な人気を誇るのが、"NIKE(ナイキ)"の"AIR SUNDER MAX(エア サンダー マックス)"だ。誕生から25周年を迎え、モデル名を"AIR MAX SNDR(エア マックス サンダー)"へと一新して復刻。Y2Kファッションのリバイバルという現代のトレンドに乗り、再びストリートに強烈なインパクトを放っている。
最大の特徴は、シューレースを覆い隠す、近未来的なジッパー付きシュラウドにある。伸縮性に優れたネオプレーン素材のアッパーと相まって、足と一体化するようなフィット感を実現。ジッパーを開けると現れる“6453”の数字は、電話のキーパッドで“NIKE”を意味するという、当時の遊び心溢れるディテールだ。プリント基板を思わせるアウトソールパターンなど、90年代末期のハイテク感が凝縮されたデザインは、今見ても新鮮さを残す。
今回登場したのは、ミリタリーテイストとモダンなカラーを融合させた新色。アッパーは、タフな印象を与えるオリーブフレークで構成。一方、菱形の通気孔が並ぶマッドガードには、爽やかなブルーティントを配置し、リフレクティブ素材が光を反射して未来的な表情をプラスする。ソールユニットは、軽量なファイロンミッドソールと前後のビジブルエアを搭載。アウトソールにクラシックなガムソールを組み合わせることで、ハイテクなシルエットの中に絶妙な抜け感を演出している。
海外では2025年秋にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$180。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。