オリジナルへの敬意を込めたカラーで復活!
2008年9月28日、ベルリンマラソン。エチオピアの英雄、"HAILE GEBRSELASSIE (ハイレ・ゲブレセラシエ)"が、自身の持つマラソン世界記録更新という歴史的快挙を成し遂げた。その時、足元で輝きを放っていたのが、この"ADIDAS(アディダス)"の"ADIZERO ADIOS 1 (アディゼロ アディオス 1)"。軽さと反発性、そしてフィット感と安定性という、ランナーが求める全ての要素を高次元でバランスさせた傑作として知られている。
日本の高名なシューズクリエイターである大森敏明氏が手掛けた「マイクロフィット」ラストが採用され、薄く軽量なエンジニアードメッシュアッパーが、吸い付くようなフィット感を提供。サイドのスリーストライプスは、デザイン性だけでなく、シューレースと連動して土踏まず部分を確実にホールドする補強オーバーレイとしての機能も果たした。ミッドソールには、圧縮成型EVAフォームである"CMEVA"と、衝撃吸収素材"adiPRENE® (アディプリーン)"を組み合わせることで、軽量ながらも優れたクッション性を実現。さらに、前足部には反発弾性に優れた"adiPRENE+® (アディプリーンプラス)"を搭載し、着地から蹴り出しまでのエネルギーロスを最小限に抑え、高い反発力を生み出した。シューズ中央部には樹脂製の"TORSION SYSTEM (トルションシステム)"が組み込まれ、Y字型のプラスチックシャンクが前足部と後足部を連結し、ねじれ剛性を高めることで走行時の安定性を向上させた。
近年、Y2Kのランニングシューズがファッションシーンで再評価される中、その"ADIZERO ADIOS 1"が、ライフスタイルシーンで復刻を果たす!今回は、アッパーは、クリーンなホワイトのメッシュと、その下にシルバーのアンダーレイが覗くことで、軽快さとテクニカルな印象を両立。サイドを駆け抜けるメタリックなスリーストライプスが、Y2Kランナーらしいフューチャリスティックな雰囲気を醸し出す。そして、ライニングやシュータンのブランディング、細部のアクセントには、鮮やかなベタースカーレットが採用され、全体のデザインに情熱的なエネルギーをもたらす。
海外では2025年夏頃にアディダス取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。