伝説のDNAを纏い、ストリートも制圧する!
1994年、"ADIDAS(アディダス)" がフットボール界に投じたスパイク、"PREDATOR (プレデター)"。つま先部分に戦略的に配置されたラバー製のパネルによって、キック時のボールに対する回転や威力を劇的に高めるという革新的なコンセプトは、瞬く間に世界のトッププレイヤーたちを虜にし、サッカーのプレースタイルそのものに影響を与えた。1990年代後半から2000年代前半にかけては、"PREDATOR ACCELERATOR (プレデター アクセレレイター)"や "PREDATOR MANIA (プレデター マニア)" といった数々の名作スパイクが登場。フォールディングシュータンやラバーエレメントといった"PREDATOR"特有のアイコニックな意匠を継承しつつ、インドアコートに対応するフラットなガムラバーソールを組み合わせたインドアモデルも展開され、ピッチ外でもその存在感を放っていた。
その"PREDATOR"シリーズに、"PREDATOR SALA (プレデター サラ)"が登場。2006年に登場し、"ジネディーヌ・ジダン"や"(デイヴィッド・ベッカム"といったレジェンドたちが愛用した第10世代モデル"PREDATOR ABSOLUTE (プレデター アブソリュート)"のデザインをアッパーに色濃く継承。その象徴的な折り返しシュータンや、ボールコントロールを高めるラバー製パネルの配置といったディテールが忠実に再現されている。ソールユニットはフットサルコートでの使用に適したノンマーキング仕様のガムラバーアウトソールを採用。EVAクッショニングが快適な履き心地を提供し、インドアでの激しい動きに対応する。さらに、その洗練されたデザインは、ストリートでのライフスタイルシーンにも完璧にマッチする。現在、同じく"PREDATOR ABSOLUTE"のアッパーデザインを持つライフスタイル向けハイブリッドモデル、"PREDATOR MEGARIDE (プレデター メガライド)"も人気を集めているが、この"PREDATOR SALA"は、よりオリジナルのインドアモデルに近い純粋な魅力を放つ。
最新作は深みのあるネイビーをアッパーのベースカラーに採用。サイドを駆け抜けるスリーストライプスや細部のアクセントには、シャープな輝きを放つメタリックシルバーが用いられ、"PREDATOR"が持つ攻撃的なイメージと、洗練された都会的な雰囲気を演出。フォールドタブタンや、ボールコントロールをサポートするラバーパネルといったシリーズ作ならではのディテールも健在だ。
米国では2025年5月31日にアディダス取扱店にて発売開始。価格は$140。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。